皆さん、こんにちは。東証プライム上場企業で情報システム部のセキュリティ担当をしている、CISSPホルダーの城咲子です。
CISSPの資格取得を目指す中で、多くの方が学習教材としてUdemyを検討されるのではないでしょうか。しかし、Udemyには日本語と英語、両方の講座が存在するため、「どの講座を、どういう順番で受ければいいのか?」と悩んでしまう方も少なくありません。
この記事では、数あるUdemy講座の中から私が実際に活用し、合格に繋がったと確信する「本当に役立つ講座」を厳選してご紹介します。
さらに、日本語と英語講座を組み合わせた最強の学習ロードマップ、そして講座を格安で購入するためのセール活用術まで、私の経験を基に徹底的に解説します。より網羅的な勉強法については、以下の合格体験記も併せてご覧ください。
>> CISSP合格体験記:私が1ヶ月の独学で一発合格した勉強方法と最短戦略
この記事を最後まで読めば、もう講座選びで迷うことはありません。あなたに最適な学習ルートが明確になり、最短距離で合格を目指せるようになります。
- 【結論】忙しい人向け!CISSP合格におすすめのUdemy講座3選
- なぜ「日本語+英語」のハイブリッド学習が最強なのか
- Step1:基礎固め|Udemy日本語講座の徹底活用法
- Step2:網羅的学習|英語講座で合格レベルへ
- 【超重要】Udemyのセールを制する者がコストを制する
- CISSP学習に関するよくある質問(FAQ)
- まとめ:最適な講座を選び、戦略的に合格を掴み取ろう!
【結論】忙しい人向け!CISSP合格におすすめのUdemy講座3選
時間がない方のために、結論からお伝えします。CISSP合格のために私が心からおすすめするUdemy講座は、以下の3つです。この組み合わせで、インプットからアウトプットまで効率的にカバーできます。
目的 | 講座名 | 言語 | おすすめポイント |
---|---|---|---|
基礎固め | 【日本語】初心者から学べるCISSP講座シリーズ |
日本語 | ![]() ・ドメイン別に分かれており、専門用語や概念を日本語で丁寧に学べる。 ・初学者に最適。 ・各3,000円✕8ドメイン |
網羅的学習 | CISSP Certification: CISSP Domain 1-8 Boot Camp |
英語(日本語字幕あり) | ![]() ・全8ドメインを網羅。実践的な解説と小テストで知識を定着させ、「CISSP的思考」を養える。 ・日本語字幕あり★ ・8,000円/2ドメイン✕4講座 |
網羅的学習 | ISC2 CISSP Full Course & Practice Exam |
英語(日本語字幕あり) | ![]() ・全8ドメインを網羅したこれで完結するコース。 ・日本語字幕無し(英語字幕あり)で平気な人には一番オススメ★ 27,800円 |
問題演習 | HARD CISSP practice questions | 英語(日本語字幕あり) | ![]() ・本番さながらの難易度と形式の問題が豊富。知識が本当に身についているかを確認できる。 ・日本語字幕あり ・8ドメイン125問:8,000円が Part1,2,3と3回分の3講座あり |
CISSP の日本語模擬試験は Udemy にありますが、個人がお小遣い稼ぎ程度に英語を機械翻訳したようなレベルばかりであり、おすすめしません。
Kindle の模擬試験集が問題に解説リンクがあり、ページを移動せず回答/解説を確認できて超便利でした。Kindle の注釈機能をこんな便利に使えるんだ~と感心感動モノでした。
模擬試験は英語Udemyか上記のKindleが内容と使いやすさの観点でも抜群です。
最強の学習ルートは、「①日本語講座 → ②英語の網羅講座 → ③英語の問題演習講座」の順番で進めることです。 なぜこの組み合わせと順番が最適なのか、詳しく解説していきます。
なぜ「日本語+英語」のハイブリッド学習が最強なのか
CISSP合格の鍵は、広範な知識をインプットすることと、独特な問題形式に慣れることの2つです。この2つを効率的に達成するために、日本語と英語の講座それぞれの「良いとこ取り」をするのがハイブリッド学習です。
- 日本語講座の役割: 知識のハードルを下げる。 馴染みのない概念や専門用語を母国語で学ぶことで、挫折することなくスムーズに基礎を固められます。
- 英語講座の役割: 合格レベルまで引き上げる。 CISSPの本質である「マネジメント視点での思考法」や、最新の試験傾向を反映した質の高いコンテンツは、残念ながら英語講座の方が圧倒的に豊富です。
「英語は苦手…」という方でも心配ありません。先に日本語講座で土台を作っておけば、英語講座の内容は驚くほどスムーズに頭に入ってきます。
上記で紹介しいた英語講座(CISSP Boot Camp)は「日本語の字幕あり」なので英語が苦手な人でも大丈夫です!
>>【日本語字幕あり】【Udemy】CISSP Certification: CISSP Domain 1-8 Boot Camp
Step1:基礎固め|Udemy日本語講座の徹底活用法
まずは、PIEDPIN .COMが提供している「初心者から学べるCISSP講座」シリーズがおすすめです。
Udemy公式サイト>> 【日本語】初心者から学べるCISSP講座シリーズ
メリット:初学者に優しく、挫折させない丁寧さ
この講座の最大のメリットは、CISSPの難解な概念を非常に分かりやすい言葉で解説してくれる点です。私自身、最初にこの講座で各ドメインの全体像を掴んだことで、その後の学習がとても楽になりました。ドメインごとに分かれているので、苦手分野から集中的に学習することも可能です。
活用法:完璧を目指さず「全体像の把握」に徹する
この段階では、すべてを暗記しようとする必要はありません。「ドメイン1ではこんなことをやるのか」「この専門用語は聞いたことがあるな」というレベルで、まずは全ドメインの講義を1周見ることを目標にしましょう。
Step2:網羅的学習|英語講座で合格レベルへ
日本語講座で基礎ができたら、いよいよメインディッシュの英語講座です。Thor Pedersen講師の「CISSP Certification: CISSP Domain 1-8 Boot Camp」は、世界中の受講者から高い評価を得ている鉄板講座です。
>>【日本語字幕あり】【Udemy】CISSP Certification: CISSP Domain 1-8 Boot Camp
メリット:圧倒的な網羅性と知識が定着する仕組み
全8ドメインを網羅しており、これ一つで試験範囲のインプットはほぼ完了します。私が特に素晴らしいと感じたのは、細かいセクションごとに「解説動画→短い小テスト」が繰り返される構成です。これにより、学んだ知識が記憶に新しいうちにアウトプットでき、知識が確実に定着します。
【体験談】英語の壁は「字幕」と「予習」で乗り越えられる
私もTOEIC600点台で、英語が得意なわけではありません。しかし、全く問題ありませんでした。
- 予習効果: 日本語講座で基礎を学んでいるため、専門用語は聞き取れなくても推測できます。
- 日本語字幕の活用: Udemyのプレイヤーで日本語字幕をONにすれば、リスニングをほぼリーディングで補えます。
- 英語字幕の活用:日本語字幕が無い講座も英語字幕は必ず付いてきます。Udemy動画は再生速度を遅くしたり一時停止できるため、わからない単語は調べながら勉強できます。そのため、基礎的な英語力があれば十分理解できる講座です。(TOEIC600点程度の英語力は必要です)
これらのおかげで、内容の理解に困ることはありませんでした。
【超重要】Udemyのセールを制する者がコストを制する
Udemyの講座は定価だと2万円以上することがありますが、絶対に定価で買ってはいけません。 Udemyは月に何度もセールを行っており、ほとんどの講座が1,500円~2,000円程度で購入できます。
- セールの時期: 年末年始、ブラックフライデー(11月)、新年度など大きなセールのほか、週単位の小さなセールが頻繁に開催されます。
- 賢い購入法:
- 気になる講座を「ウィッシュリスト」に入れておく。
- セールが始まったら通知が来るので、そのタイミングで購入する。
急いでいない限り、セールを待って購入するのが鉄則です。
CISSP学習に関するよくある質問(FAQ)
Q1. Udemyの講座だけで合格できますか? : A1. インプット教材としてはUdemyで十分可能ですが、合格には公式問題集との併用がほぼ必須です。Udemyで知識をインプットし、公式問題集で「CISSP的考え方」を養い、知識をどう使うかを訓練する、という使い分けが理想です。
Q2. 英語力はどれくらい必要ですか? : A2. 前述の通り、日本語講座で予習し、英語字幕を活用すれば、TOEIC600点程度の読解力があれば十分ついていけます。重要なのは、完璧な翻訳力ではなく、セキュリティの専門用語を知っていることです。
Q3. 情シス担当者として、CISSPの知識は実務で役立ちますか? : A3. 非常に役立ちます。 CISSPは単なる技術資格ではなく、セキュリティを経営課題として捉え、リスクベースで判断するための思考法を学びます。これは、「ルールを変えて人と組織を動かす」という私の信条にも合致しており、ベンダーや他部署とコミュニケーションを取る際の共通言語として、また経営層へ説明する際の論理的支柱として、日々の業務に活きています。
まとめ:最適な講座を選び、戦略的に合格を掴み取ろう!
今回は、CISSP合格に向けたUdemyの活用法を、具体的なおすすめ講座と学習ロードマップを交えてご紹介しました。
- 【基礎】日本語講座で全体像を把握
- 【実践】英語の網羅講座+問題演習講座で合格レベルに到達
- 講座は必ずセール時に購入する
CISSPは簡単な試験ではありませんが、正しい教材を正しい順序で使えば、必ず合格は見えてきます。Udemyという強力なツールを戦略的に活用し、あなたのキャリアアップに繋がるこの価値ある資格を、ぜひ掴み取ってください。
目的 | 講座名 | 言語 | おすすめポイント |
---|---|---|---|
基礎固め | 【日本語】初心者から学べるCISSP講座シリーズ |
日本語 | ![]() ・ドメイン別に分かれており、専門用語や概念を日本語で丁寧に学べる。 ・初学者に最適。 ・各3,000円✕8ドメイン |
網羅的学習 | CISSP Certification: CISSP Domain 1-8 Boot Camp |
英語(日本語字幕あり) | ![]() ・全8ドメインを網羅。実践的な解説と小テストで知識を定着させ、「CISSP的思考」を養える。 ・日本語字幕あり★ ・8,000円/2ドメイン✕4講座 |
網羅的学習 | ISC2 CISSP Full Course & Practice Exam |
英語(日本語字幕あり) | ![]() ・全8ドメインを網羅したこれで完結するコース。 ・日本語字幕無し(英語字幕あり)で平気な人には一番オススメ★ 27,800円 |
問題演習 | HARD CISSP practice questions | 英語(日本語字幕あり) | ![]() ・本番さながらの難易度と形式の問題が豊富。知識が本当に身についているかを確認できる。 ・日本語字幕あり ・8ドメイン125問:8,000円が Part1,2,3と3回分の3講座あり |